昨日は令和初日でコース3日目。2日目に学んだプレテキストからつくるドラマを元に、授業デザインに全員で取り組みました。
午前中は、シュタイナー教育のオイリュトミーをつかった俳句を体験したり、ドラマエデュケーターとして大事な、良い面を見つけて「ほめる」「ほめられる」体験やインプロゲームで「イエスアンド」を思い出し、授業につかう物語やテーマまでを決定。午後には、いよいよ授業デザインに全員で取り組み、リハーサルまで行うことができました。
この日の感想には、「参加者にどんな体験をしてもらいたいのか、気づきのきっかけになるにはどんな工夫をしたらよいのかを参加してくれる方々の顔や表情、シーンを思い浮かべながら、教育計画や教材を練る楽しさを感じました」「(物語をつかう)ドラマは難しそうだなと思っていましたが、みんなで丁寧に組み立てる作業が面白かったです」「ほめあう時間は印象的でした。頭では思っていても言葉にしておらず、普段あんまり人をほめていないことに気づきました。普段から意識して人の好いところを口に出して伝えたい。」「誉めるためには、相手をよく観て『よさ』を深く理解していなければならないこと、受容的であることが重要であることがよくわかりました。このことは、これからの教育における新たな評価観の基になる重要な指標となると思います。」「デザイニングの組み立てについても、ウォームアップの内容の選び方やタスクと技法の組み合わせ、絞り方についてなど、話し合いを通して理解することができた。」など。シュタイナー教育をもっと知りたいという声も。実践コースでは、皆さんが自分のドラマ実践に出会うきかっけになればいいなと思い、実践に取り入れられそうなものや考え方をなるべくお伝えしています。
今回、みんなでデザインした授業は小学3年生向けですが、「実践してみて」という場がありましたらうかがいますので、ぜひ、ご一報ください!