大変お待たせいたしました!すっかりお知らせが遅くなってしまいましたが、今回のコースの立会人として最終日にいらしてくださるのは、、、現代美術家の岡田裕子さんです!
同じく現代美術家の会田誠氏の奥様であり、息子さんと3人で家族としてのアートユニット「会田家」としても活動されている岡田さんに、今回はコース参加者の皆さんに「檄」(!)を飛ばしていただきたいと思っております。
実は、何を隠そう、岡田さんは当研究所主宰の佐々木の中高演劇部の後輩であり、青春時代、一緒に演劇をしていた仲間でもあります。この機会に、知られざる面白話も飛び出てくるかも しれません(笑)。当日ご参加の皆さまは、この貴重な機会を、どうぞお楽しみに!!
<岡田裕子さんプロフィール>
1970年東京生まれ、東京在住。現代美術家。1993年多摩美術大学絵画科卒業、現在多摩美術大学非常勤講師を務める。 ビデオアート、写真、絵画、インスタレーション、パフォーマンスなど多岐に渡る表現を用いて、自らの実体験̶恋愛、結婚、出産、子育てなどーを通したリアリティのある視点で、現代の社会へのメッセージ性の高い美術作品を制作。 国内外の美術館、ギャラリー、オルタナティブスペース等にて展覧会多数。現・多摩美術大学美術科演劇舞踊非常勤講師。
近年は、大学や若手アーティストとのアートプロジェクトも多く手がけている。 2010年より、個人活動の傍らオルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」を主宰。「劇団☆死期」は夫で美術家の会田誠を顧問とし、学生、子ども、一般人からアーティス トまで様々なメンバーと流動的に関わり、多様なアートプロジェクトとして常に実験的な パフォーマンスを企画。形式やメンバーもその時ごとに形を変え、神出鬼没の「謎」の団体。“イかれた”ビジュアルとアプローチでありつつ、社会的メッセージ性の高いハイブロウな作品を展開。この人形劇を書籍化した著書に「銀髪の賢者と油之牝狗:現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿」(2015)がある。他に、近年のアートプロジェクトの活動としては、2015年、東京都現代美術館の展覧会「ここはだれの場所?」で実際の家族のアートユニット<会田家>として参加し話題となった。
近年の作品としては、一般参加者がルールのない遊びを楽しむ映像作品「カラダアヤトリ」(2016~17年、市民ギャラリーあざみ野、韓国国立現代美術館)、下着の移り変わりで女性の人生を紐解く映像インスタレーション「女の一生~O子の場合」を発表(2018年、Interdisciplinary Art Festival Tokyo 参加作品/東京&マレーシア)などがある。 2019年には恵比寿映像祭(東京都写真美術館)を皮切りに、新作「エンゲージド・ボディ」を発表予定。