先週8日、*小林志郎先生主宰NPOにて、演劇教育研究ゼミ「英国でドラマとシアターを教育研究した4人の女性による連続ワークショップ」の第3回目の講師をさせていただきました。雨の降る寒い夜にも関わらず、演劇家、教師、インプロバイザー、小説家、編集者の方など多彩な方が大勢ご参加くださいました。
昔からワークショップでは、どう見えるかやステレオタイプに考えられた結果ではなく実際に一人ひとりがどのような体験をし気づきや変化を得るかといったプロセスに注目するようにしていますが、最後の対話で「このようなことをきちんと行えばいじめなどなくなると思いました。子ども達の現場に取り入れたいと思います」とおっしゃる方や「次回、寝たきりになっている家族に会った時の声のかけ方が変わる気がします」とおっしゃった方、「ワークショップを体験して小説の着想を得ました」という小説家の方まで、皆さんの言葉に、佐々木も場で一人ひとりに起こっていた作用に気づかされ動かされました。
「いつも優秀なのは女性です。だから女性から学びましょう!」( ! )とおっしゃりこの連続ワークを企画された益々お元気な小林先生ですが、ATIのゴールデンウィークのドラマ教育基礎コースの立会人としてもいらしてくださいます。ドラマ教育に関心をお持ちの皆さまは、貴重な機会ですので、是非、ご参加くださいね!
※(早割は明日3/15まで!)<第1期>ドラマ・エデュケーター養成基礎認定コース(ゴールデンウィーク5日間集中)の詳細&お申込みはコチラから↓ https://peatix.com/event/353116/view
※小林志郎先生プロフィール:東京学芸大学名誉教授・元副学長。有明教育芸術短期大学終身名誉学長。高等教育におけるパーフォーミング・アーツ(演劇・舞踊・音楽)教育のフィロソフィの構築とその実際に尽力。理論の中心は、日本の伝統芸術(能狂言と歌舞伎、日本舞踊、日本の伝統音楽)の基礎教育と西洋の芸術教育との融合におかれた。専門は演劇教育学、現代演出論。